口内炎に効く薬は?口内炎の原因によって処方される薬が変わってきます。原因は大きく分けて以下の3つです。咬んだり、擦れる等の物理的刺激による口内炎ヘルペスウイルスや口腔内細菌による感染が原因の口内炎悪性腫瘍(がん)それぞれについて順番に説明していきます口内炎の原因口内炎の原因は主に以下の3つです。咬んだり、擦れる等の物理的刺激による口内炎ヘルペスウイルスや口腔内細菌による感染が原因の口内炎悪性腫瘍(がん)それぞれについて順番に説明していきます。物理的刺激による口内炎この口内炎は主に舌、頬粘膜にできやすいものになります。舌を咬んでしまったり、歯並びが原因でガタついている下の前歯などに擦れて、小さな傷ができたりすることもあります。また、歯石などがたまっており口腔内が不潔な状態ですと、このあと説明する感染が原因の口内炎に発展することもあります。一般的に物理的刺激による口内炎の場合は、ステロイド軟膏を患部に塗ることで痛みを和らげながら経過を見ることが一般的です。また、鋭利な歯があったりする場合は歯を研磨して丸めることもあります。歯並びが原因で何度も同じところに口内炎ができる場合は、矯正治療なども検討してもよいかもしれません。ステロイド軟膏は炎症を抑えることで痛みを抑えるのですが、同時に免疫も抑えてしまいます。そのため、傷口から感染が起きているのにステロイドを塗布すると一時的に痛みは軽減しますが免疫が落ちますので、感染と戦う力が弱まりより傷口が深刻化することがあります。そのため、咬んでしまっただけだとしても一度歯科医師に確認してもらう方が無難でしょう。感染による口内炎先ほど説明した物理的刺激による口内炎の傷口から細菌感染してしまっているものやヘルペスウイルスなのにより体力が落ちているときに生じる口内炎などがあります。口内炎をと発症するウイルスは多数ありそれぞれのウイルスに対して特徴が違います。多発なのか単発なのか、片側なのか両側なのか、どこに発症しているのか、全身状態、熱発があるか、など総合的に確認する必要があります。代表的なヘルペスウイルス(正式には単純ヘルペスウイルス1型)は誰しもの体に潜伏しており健康状態では発症しないウイルスです。体調を崩したり、体力が弱まっているときに口内炎を作ったりします。このような感染を日和見感染というのですが、体内で潜伏し続けて体力が落ちた時に日和見感染を起こすウイルスは多くいます。帯状疱疹やカンジダなども日和見感染でどちらも口腔内に口内炎を作るので、口腔内と関係する日和見感染の菌やウイルスが多いことが分かると思います。このような感染が原因の口内炎の場合、口腔内のクリーニングを行い清潔にし、状態によっては抗菌薬を処方したり含嗽を進められると思われます。また、全身的にも影響を及ぼす可能性があるウイルスの感染を疑う場合は内科での診察を進める可能性があります。悪性腫瘍(がん)確率的には最も低いですが、見落とすと一番深刻なため悪性腫瘍の可能性は必ず選択しには入ります。普通の口内炎と勘違いをしそのような対応をしてしまうと、大変なことになるからです。一般的な歯科医師の場合、悪性腫瘍の口内炎は歯科医師人生で一度見るか見ないかくらいの頻度のものです。学生時代に教科書で見て以来一度も見てないことがほとんどです。一方で口腔外科に勤務経験がある歯科医師は悪性腫瘍(がん)に日常的に触れているので経験値的にはかなりの差があるかと思います。悪性腫瘍と診断するには傷口を切り取って顕微鏡で確認する病理組織片採取を行うことで確定診断となります。一般の歯科医院では病理組織片採取までは行わないことがほとんどで、疑わしい場合は大学病院などの専門機関に遅滞なく紹介することが責務になります。まとめ物理的刺激による口内炎→軟膏塗布、鋭利部分の研磨感染による口内炎→抗菌薬内服、口腔内クリーニング悪性腫瘍→専門機関紹介歯科ハミール デンタルオフィス虎ノ門の詳細情報【お問い合わせ先】デンタルオフィス虎ノ門 (港区 歯医者、 虎ノ門 虎ノ門ヒルズ 歯科、溜池山王 霞が関 歯科医院)住所: 東京都港区虎ノ門2丁目10番1号虎ノ門ツインビルディング1階電話番号: 03-5545-1418Webサイト:https://hamille-dental.com/toranomon診療案内【平日】午前 10:00~14:00/15:30~19:00【休診日】土曜・日曜・祝日※最終受付時間は1時間前までとなります。※急患の場合は応相談、お電話下さい。